帰命院にてお墓の建て直しを致しました。
既設の四基あるお墓を解体し、新しく庵治石のお墓に統合する形で建立いたしました。
庵治石特有の斑(ふ)が浮いておりきれいな石のお墓でした。
そのため、いつもより少し緊張して作業していたように思います。
無事きれいに納めることができ一安心です。
庵治石は独特なきめ細かな濃淡紋様があり、これを「斑(ふ)が浮く」といいます。
この紋様がお墓全体にきれいに浮かぶことが稀であり、実際に掘削した原石からお墓になるのは2,3パーセント程度といわれています。そのように厳しい検品をくぐりぬけてきたものだけがお墓になるため、庵治石は銘石といわれています。
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